カテゴリ
以前の記事
2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 02月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 お気に入りブログ
メモ帳
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
去る12/10(木)1限目,TechnoProducer株式会社取締役の楠浦崇央氏と同社パートナーの秋好直樹氏を講師にお招きし(写真1参照),特別講義「特許情報分析と発明発想」を開講いたしました.(当日は代表取締役の五丁龍志氏もお越しになりました.) 早朝からのご講義でしたので,参加者数(出席率)が気になったのですが,通常の講義よりも多いほどの多くの学生諸君が参加してくれました(写真2参照).皆さんとても熱心に聴講されていたのが印象的でした.(普段の講義でも,是非よろしくお願いします.)また,上西先生も風邪をおしてご参加くださいました.ありがとうございました. 両講師の先生方のご略歴を紹介した後,時間も限られておりますので,早速ご講義に入っていただきました.(先生方には,十分にご略歴をご紹介できず,誠に申し訳ございませんでした.) まず,楠浦様の方から,自己紹介とTechnoProducer社のご説明があった後,「特許情報分析とは」と題し,主に特許の調査方法とその分析方法から情報の引き出し方まで,それらの概略について過去の事例を交えて分かり易くご説明いただきました(写真3参照). 続いて,秋好様からは「“特許情報を用いた”発明発想法」と題して,特許が新たな開発や発明のための情報としていかに重要であるか,またそのためにはどのようにして特許情報を活用すれば良いのか?等々について解説していただきました(写真4参照).途中には実際の特許情報(一部を抜粋したもの)を使った簡単な演習が組み込まれてあったりしたので,受講者の皆さんも分かりやすく,また少しでも自分のものとなったのではないでしょうか. 私自身が先生方のご講義の中で印象に残ったのは,(1)やはり“課題の抽出”というのが,非常に重要であるということ(これが無ければ,開発にも発明にも至らない訳で・・・),(2)目的意識をしっかりと持って,必要な情報を素早く入手し,的確にそれらの情報を分析すること,(3)柔軟な発想を持ち,異分野の情報を積極的に取り入れることが重要であること,等々で,これまでにも感じていたことですが,再認識させていただきました. また,発明は“思いつき”や“ひらめき”などでは無く,(抽出した)課題とその解決の構造で生まれてくる,というお話も何となく分かっていたようで分かっていなかったように思えました.実は,私自身はこれまであまり特許情報というものを前述のような貴重な情報源として捉えてこなかったので,今更ながら「目から鱗」という感じがしました.受講された皆さんはいかがでしたでしょうか. ただ,残念だったのは,やはり時間が短く,若干“消化不良”の部分もあったのではないか,ということです.次回お願いする場合は,特別講義として,別枠で,もう少し時間をとった形で実施させていただきたいと思いました. 最後になりましたが,講師の先生方には朝早くから貴重なご講演を賜りましたことに心から感謝申し上げますとともに,今後とも私達の専攻の教育・研究活動に対しまして,ご支援・ご協力賜わりますよう,よろしくお願い申し上げます. (森)
by osakamit
| 2009-12-14 11:47
| 教育
|
ファン申請 |
||